札幌合氣修練道場

大 竹 流 居 合 術

五常之徳

一、仁

 愛を体とし善を用とす、即ち広く愛を他に及ぼすべし、

 いつくしみ、情、あわれみ、思いやり等、これ徳行の要なり、

 これ人の道なり 心すべし。

一、義

 公を体とし条理を用とす、即ち自己の利害をかえりみず、

 世の為に事を進めるべし、人には負けて勝ち、己の邪心に

 打ち勝つをもって 心とすべし。

一、礼

 智を体とし規範を用とす、即ち神仏を敬い人を尊び、礼節を

 きわめ 人の世の掟を守るべし。

一、智

 行を体とし智を用とす、即ち知るは難しく、又、行うも易からず、

 新しきを知り古きを重んぜよ、真理を知りて実践こそ尊し

 とすべし。

一、信

 誠実を体とし真義を用とす、天に従う者は存し天に逆う者は

 滅ぶ、誠を修め人の世の信こそ 真の価なり 心すべし。

 

 術理を極めざるは武にあらず

 五徳の体用を知らざるは 道にあらず

 術理を極め 五徳の体用をもって道に至る

 其れ即ち武の道なり 

 

初伝技

● 斎雲       五本
● 打相い    九本
● 抜打ち    十一本
● 松浪       三本
● 磯返し     三本
● 逆波       三本
● 浦波       三本

 

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